風がおさまるのを待つ間に海辺を離れて早春の房総を散策した。近づく春の景色とまだ残る冬の空気の中
だとすると男の一人旅にも使えたりするし、今流行の自転車を積んで仲間と2人で輪行に、あるいは、トライアルバイクや4ミニを載せてバイク遊びにも使えそうだ。もちろん、釣りにもキャンプにも重宝しそうな1台ではないか。
人気のフリードに続いて出てきたコンパクトミニバンがフリードスパイク。3列シートのフリードがヤングファミリー等の人の移動に適した仕上げにされ ていたとするなら、2列シートのスパイクは使い勝手の自由度が高く、トランスポーター的でもキャンピングカー的にも使える存在。色々な遊びに適した使われ 方を想定した細工や仕組みが施されている。
1.5Lのエンジンも、動力性能は期待以上のものではなく、CVTの組み合わせで街中では俊敏に、それ以上の速度では滑らかに走れる。高速道路での追い越しや、登り勾配でははがゆさを感じるところだが、燃費性能も含めれば"丁度いい"とも思える。
シャーシーもフリード譲りながら、ちょっと硬めの足まわりのお陰で、元気に、小気味よく走ることが出来て、フリードとは結構違う個性に仕上げられている。この元気さ加減が、良い感じで、さらに遊び場までのワクワク感一杯のドライブを楽しいものにしてくれる。
コンパクトな車体サイズ(外寸)の割に、センターミラーに映る室内の広さ、高さ、長さ、乗った人が感じることができる空間の容積が大きく、このクル マで何処かに行って、何かをして遊んでみようと言う気分にさせてくれる。走るおもちゃ箱、趣味の道具入れ的なクルマ。フリードスパイクはそんな魅力と楽し さをもった存在ではないだろうか。
<モリ ヒサシ>
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